G20大阪サミットが2019年6月28日(金曜日)、29日(土曜日)の2日間開催されます。どの国が参加するのか、 誰が来るのか、注目の二国間首脳会談についてまとめてみました。
G20サミットとは
メンバー国(下記参照)や招待国の首脳、国際機関など、37の国や機関が参加し、経済分野を主要議題として毎年開催される国際会議です。2019年は日本が議長国となり、大阪で開催されます。
実施場所
大阪国際見本市会場(インテックス大阪)
参加国
G7
フランス・アメリカ・イギリス・ドイツ・日本・イタリア・カナダ・欧州連合〔EU〕
G7以外のG20メンバー国
アルゼンチン・オーストラリア・ブラジル・中国・インド・インドネシア・メキシコ・韓国・ロシア・サウジアラビア・南アフリカ・トルコ
招待国
オランダ、シンガポール、スペイン、ベトナム、ASEAN議長国(タイ)、AU議長国(エジプト)、チリ(APEC議長国)、セネガル(NEPAD議長国)
国際機関
国連(UN)、国際通貨基金(IMF)、世界銀行、世界貿易機関(WTO)、国際労働機関(ILO)、金融安定理事会(FSB)、経済協力開発機構(OECD)、アジア開発銀行(ADB)、世界保健機関(WHO)
注目の来賓
アメリカ合衆国:トランプ大統領
前月に国賓として3泊4日で来日したばかりですが、2カ月連続で来日します。
このG20の後、韓国にも訪問する予定です。
中国:習近平国家主席
習氏は、中国国家主席となって初めての来日となります。27日から29日まで滞在します。安倍首相とは27日に会談や夕食会をする予定です。
最上級の国賓待遇とする当初の案は見送ることになりましたが、日本政府は今年秋か来年に国賓として再度来日するよう中国側へ打診しています。
韓国:文在寅(ムン・ジェイン)大統領
2018年5月以来、約1年ぶりの来日となります。
日韓首脳会談は実施されません。
ロシア:プーチン大統領
2016年12月以来、約2年半ぶりの来日となります。
大阪には縁があり、1995年の阪神大震災の時には翌月に大阪市役所を訪問していたそうです。
予定されている二国間首脳会談
日米首脳会談
開催は28日午前のようです。2019年5月に実施したばかりですが、今回も会談が実現すれば、トランプ大統領と安倍首相の会談は通算で11回目となります。
米中首脳会談
6月18日正式に開催が発表されました。
開催は29日夕方のようです。
米中貿易戦争の最中であり、最も注目される会談となるでしょう。
米ロ首脳会談
開催は29日の予定です。
6月19日に正式に発表されました。昨年7月以来の開催です。
5月にプーチン氏が前向きな姿勢を示していました。
日ロ首脳会談
通算26回目の両者の会談。
1月に安倍首相がロシアを訪問した際に、開催を行うことで一致しています。
米トルコ首脳会談
5月末にトランプ大統領とトルコのエルドアン大統領が会談することを発表しています。