2019年5月8日から東急電鉄のすべての自動券売機で現金が出金できるサービスが開始されました。
実際にやってきたときの動画や流れをレポートします。
キャッシュアウトとは?
小売店のレジや自動精算機などATM以外で、
スマートフォンを利用して銀行口座から
預金を引き出せる仕組みのことです。
一部のイオン店舗のレジで導入していますが、
駅の自動券売機での導入は日本初となります。
どこで現金を下ろせるの?
東急電鉄の券売機であればすべての券売機で出金できます
いくら出金できるの?
1万円、2万円、3万円から選択できます。
対応銀行は?
ゆうちょ銀行と横浜銀行です
手数料は?
2019年6月30日まで
無料です。
2019年7月以降
平日は108円
土日祝日は216円です。
ただし、ゆうちょPAYは2019年7月1日~2020年1月3日まで土日祝も108円となります。コンビニATMや銀行ATMだと無料になることもありますが、ATMを探す手間を考えると利用する価値はあると思います。
券売機でのお金の下ろし方
STEP1:自身のスマホで専用アプリをダウンロード
事前に自身のスマホで専用アプリをダウンロードしておく必要がある。
ゆうちょ銀行の口座から出金する場合は「ゆうちょPay」アプリ
横浜銀行の口座から出金する場合は「はまPay」アプリ
をダウンロードします。
STEP2:スマホアプリでの操作
現金を引き出したいとき、アプリを起動し、金額をタップして
アプリの暗証番号を入れると、QRコードが表示されます
*詳しくはSTEP4実際に出金した動画をご覧ください。
STEP3:自動券売機で出金
東急の券売機にはQRコードの読み取り装置がついています。
券売機の「QRコードを使う」を選択した後で、 スマホに表示されたQRコードをかざせば、券売機から現金が出てきます。
*詳しくはSTEP4実際に出金した動画をご覧ください。
STEP4:実際に出金した動画
実際に東急横浜駅の自動券売機で現金を出金してみましたので
そのときの動画をご覧ください。
個人情報は大丈夫?
「銀行ペイ」というスマホの決済システムを使用するため、
東急側に個人情報がわたることはないそうです。
キャッシュレスに逆行していない?
「ゆうちょPay」「はまPay」の各スマホアプリは、そもそもキャッシュレスのために作られたアプリですが
それを利用して券売機で現金化するということで、矛盾しているかもしれません。
しかし日本では根強い現金志向があり、少額の出金ですから案外根付くかもしれませんね。
手数料が2019年7月から有料化されるようですが、このことが普及の足かせにならなければよいのですが…..